HOW TO GO

〜昨日の今日とは一味二味違うBlog〜

FC町田ゼルビア - 藤枝MYFC J3リーグ 第1節

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今年からJ3リーグが始まりました。
我らが町田ゼルビアはJ3に参戦し、J2昇格を狙います。

2014.3.9 13:00キックオフ / 町田市立陸上競技場(野津田)
入場者数:4,569 人
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試合は3-0でFC町田ゼルビアの勝利!

新生ゼルビア

今年から新しいチームです。選手は大半が移籍してしまいました。
正直誰が誰だかわからんです。
キャプテンは李 漢宰(リ ハンジェ)。サンフレッチェ広島で活躍していた選手です。
監督は3年ぶりに相馬さんが戻ってきました。また攻撃的な町田ゼルビアが見れると思うと楽しみです。
それとも以前とは違うサッカーを展開するんでしょうか。

デコボコのピッチでは…

芝生がひどい状態でした。大雪の影響なんでしょうか…?
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ボールはちゃんと転がらないし、踏ん張りもきかない。
中盤の潰し合いと前線への放り込みという展開が多く、観ているほうはちょっと…。
相馬サッカーがどんなものか観にきたのですが残念でした。

ゼルビアのスラジアムグルメはレベル高いぞ

スラジアム脇の広場にYASSカレーなどおいしい屋台がたくさんでます。
今日は串焼きをチョイス。タンとカルビの串。
さあ食うぞー、ってとこで次男に半分持って行かれてました…。
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連日のサッカー観戦。あぁ幸せ。

FC東京 - ヴァンフォーレ甲府 2014年JリーグDiv1 第2節

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いよいよJリーグの2014年シーズンが始まりました。

2014.3.8 13:00キックオフ / 味の素スタジアム

寒気が残ったままの東京ですが、今日は陽射しも強くポカポカ陽気。
ホーム開幕戦にふさわしいサッカー観戦日和です。
次男とバックスタンドでまったり応援してきました。

結果は1-1の引き分け。
先制するも後半に追いつかれました。残念。

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新監督:マッシモ フィッカデンティ

さあどんなサッカーを見せてくれるのか。去年までの積み上げをどう活かすのか。
オフシーズンの情報通り4-3-3でスタート。

あれ・・・?

どうにも流れが悪い感じのサッカーです。3トップの両サイドはワイドに張り、中盤は中央に絞るってのが基本形のようですがボールがうまく動きません。
去年までのサッカーとは違い中盤に人が少ない…。1ボランチの高橋はリスクを考えてあまり上がってこない。
中盤のサイド2人は相手のボランチの間でもらおうとするけどあまり機能せず。
サイドチェンジで大きな展開はいいんですが、そこから崩すアイデアと連携がまだまだ未成熟な感じでした。
徳永、太田宏介の両サイドバックが攻撃に絡んだ時には多くチャンスを作れてましたが…。

これからに期待

選手間の連携、戦術の浸透にはもう少し時間がかかりそうです。

そして若い選手。スターティングメンバーに若い選手が抜擢されています。
三田も武藤もいい選手ですねー。期待してます。
他にも河野、レンタルから帰ってきた幸野 志有人、新加入の松田あたりを早く味スタで観たいです。

2014年は生暖かく見守る!?

外国人の新監督というのは難しいものです。
今年は勝敗を気にしないくらいのユルさで見守ろうかと思います。
いいサッカーが観たいですね。

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サッカーが毎週ある生活が今年も始まりました。
あー楽しい。

「Enterprise ☓ HTML5 Web Application Conference 2014」に参加してきました #html5biz

Enterprise ☓ HTML5 Web Application Conference 2014OSCと共同開催)
2014年02月28日(金) at 明星大学 日野キャンパス 28号館
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大学のキャンパスに入るなんていつぶりでしょうか。なんだか新鮮な感じ。
山に校舎がそびえ立ってる雰囲気が母校にどこか似ていて懐かしさも感じられました。

Enterprise ☓ HTML5

格好いい画面はエンタープライズのシステムでも当たり前のように求められています。

ただあまり現実感がないんです。
ある程度大規模なシステム開発で、複雑なUIを設計して製造して試験して…。
技術者も足りない。そもそもエンタープライズの現場でフロントに強いエンジニアってあまり登場しません。
JavaができればJavascriptができると思っているマネージャーもいる。いやマジですよ(笑)

そういったあたりの課題について他の皆さんはどう考えているんだろうか。
何かヒントが見つかればいいなー、という想いで参加してきました。
参加したのは以下の3つのセッション

業務系Webアプリケーションに求められるUIとUX

セカンドファクトリー社のUXに対する取り組みを聴きました。
印象に残ったのは『UXって専門家になるのは大変だけど、「体験を改善していく」のは誰でもできる』『チームを"改善に取り組む雰囲気"にできるかどうか』という話でした。
使う人のことをちゃんと考えるのは大事です。エンタープライズシステム開発では複雑なワークフローや業務知識などに気を取られてしまい、なんだか使いづらいモノになってしまうことが多々ありますので気を付けたいところです。

リッチアプリケーション開発を助けるOSSのJSフレームワーク「AngularJS」の魅力

仕事で使えるJavascriptフレームワークって何だろう?
jQueryは使うんですが、それだけだとコードがめちゃくちゃになりそうです。実際、それほど複雑な画面じゃないのにjsファイルはカオスになっています。
AngularJSはその解になるのか…?
このセッションでは概要や簡単なデモを見れましたが、まだまだ仕事で使えるかどうかはわかりません…。
Backbone.js、Ember.jsあたりも気になるところです。
勉強しなきゃ…。Javascript苦手なんですよね…。

JavaエンタープライズアーキテクチャにおけるHTML5

日本Javaユーザグループ 鈴木 雄介さんのセッションです。

  • システムにはミッションがある。制約がある。利害関係者(作る人、保守する人、使う人、ビジネスオーナー)がいる。利害関係者にはそれぞれ違った関心事がある。それらを組み合わせて整合性のとれたモノにするのがアーキテクトの仕事。
  • アーキテクチャは結果であり、目的ではない。目的はシステムの利用価値を最大化すること。
  • SPA(Single-page Application)は通常のHTML+JSと一緒にしてはいけない。片手間で作るJavascriptとは違う事を理解しておくべき。ちゃんとしたアプリケーションとして扱う。
  • jQuery≠SPA(jQueryができてもSPAアプリができるとは限らない)
  • 雑な業務アプリ、大量データぐりぐり、大規模、ネイティブ連携(ローカルファイル、デバイス間通信)なんかをHTML5で実現するのはイケメン(スーパーな人が集まったチーム)に限る。
  • 業務システムでもサブシステム的な扱いのものは適用しやすいのでは。
  • テクノロジーはサービスを作る1つの要素にしかすぎない。
  • アーキテクトとしてはよいサービスのためにはどのように適用できるか?を考えよう。

めっちゃいい話でした。
テクノロジー、開発手法などは手段にすぎないので適切に使うのが大事ですね。
HTML5エンタープライズ開発の現場で活躍できるかのはもうちょっと先の話になりそうです。

世界が見えた懇親会

ドイツ、イギリス、アメリカなどなど世界各国のビールがー!!
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おいしいビールを飲みながら色んな人と話ができました。
こんな懇親会初めてやー!楽しかった。

「 Scrum Masters Night (スクラムマスターズナイト)」に参加してきました #smn

第1回Scrum Masters Nightに参加してきました。
2014.2.20 20:00- 渋谷ヒカリエ 21F

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スクラムマスター・バディからの招待

スクラムマスター・バディとは我々スクラムマスターが日々成長できているか、くじけずにスクラム道を進んでいるかを確認しあう相棒です。

2012年10月に受講した認定スクラムマスター研修でバディとなった方が偶然にも本イベントの主催者でありまして、ありがたく参加させてていただきました。
本当にありがたや。

そしてその研修の講師の方も参加されていてビックリしました。
僕のことを覚えてくださっていてさらにビックリです。アジャイルを通して繋がっているのを実感して嬉しい限り。

ディスカッションのテーマ

集まったメンバー(30〜40人くらい?)でディスカッションしたいテーマを決めます。
自発的にテーマがどんどん出るのはさすがスクラムマスター達(笑)
決まったテーマは以下の4つ。同時並行でそれぞれのディスカッションが行われます。
いわゆる"アンカンファレンス"のやり方。

どれも興味深いテーマです。散々悩んで「アジャイルメトリクス」に参加。

アジャイルメトリクスに関するディスカッション

アジャイル開発におけるメトリクスとは?

  • 複数のチームがある。どちらのチームが優秀なのか。ビジネスとしてどちらかに投資する場合にどのような数値から判断ができるのか知りたい。
  • 「ベロシティ」はチームによって基準がことなることが多いため比較が難しい。
  • 品質、生産性などウォーターフォール開発と比較して評価はできるのか。
  • ウォーターフォールアジャイルでは比較できる部分と比較できない部分があるのではないか。
  • 組織・プロジェクトとしては両方を選択できることが望ましい。
  • 例えばプロダクトのコンセプトを検討したい場合や研究・検証が必要なフェーズではアジャイル開発が向いている。
  • 逆にプロジェクトとして検証はある程度終わり、量産フェーズに入るべき時にはアジャイルよりウォーターフォールのほうが適している。
  • また開発期間が短い場合には学習コストも考慮してアジャイルが適しているかどうかを考える必要がある。
  • アジャイルvsウォーターフォールで単純な比較はしないほうがよいのではないか。

じゃあ逆にウォーターフォールの良いところって?

アジャイル開発しか経験したことのない方からの無邪気な質問。
スクラムマスター達がウォーターフォールの良いところを語るという素敵な空気になりました(笑)
っていうかウォーターフォールやったことない人って本当にいるんですね…。これがジェネレーションギャップ…。

  • 仕様の変動がない場合に進めやすい
  • みんな慣れている
  • 「計画して進める」という直感的にわかりやすい手法である(「計画通りに進む」のは妄想にすぎないんだが…)
  • 発注者側が楽

などなど。これ以上は語るまい…。

比較が難しいのはわかった。じゃあアジャイルをやる理由って何だ?

メトリクスでまっとうに比較するのは難しいし、なんかそれっぽく比較したレポートだしても偉い人には響かない。
ではアジャイルはどういうところが優れているのか、アジャイルをやることで何がよいのかについての議論になりました。
僕が印象に残ったのは、
「人を成長させるためのアジャイルメトリクス」という話題。
アジャイル開発は顧客の要望を聞き出すところから設計・コーディング・テスト・デプロイ、そして運用まですべてを繰り返し行います。
繰り返し行うことで人の成長が計測しやすい、という話でした。
「スターマップ」と呼ばれるスキル表(みたいなもの?)で個人のスキルや出来たことを定期的に評価しているそうです。
これは1つの工程を1度しか行わないウォーターフォール手法にはできない評価軸ですね。
またこのスターマップを使うことにより、メンバーの力・知恵をちゃんと活用できるているかも分かります。
ああこれはすごい。これいいです。

まとめ

個人的に「アジャイル開発」と「育成」をどうやって組み合わせていくか、を検討しているところでした。
偶然にもこのようなイベントに参加でき、偶然にも自分が悩んでいる課題について議論ができたことは本当に大きな収穫となりました。
参加者の皆様、主催者の皆様、素晴らしいイベントをありがとう。

次回も参加したい!

次は3月に開催されるようです。楽しみ!

「Developers Summit 2014」に参加してきました #devsumi

今年もDevelopers Summitに参加してきました。
http://event.shoeisha.jp/devsumi/20140213/

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仕事の都合で2/14(金)だけの参加でしたが、今回も良いセッションを聴け大満足です。
以下、参加したセッションのメモ。

やる気を引き出す組織風土のつくり方

http://event.shoeisha.jp/devsumi/20140213/session/409/

サイバーエージェント社長の藤田さんのセッションです。
大雪の影響で最初から聴けませんでしたが組織のトップしてどのようなことを大事にしてアクションを起こしているのかが伝わってきました。

あした会議・合宿(中長期的な課題や新規事業を考える場)、社内キャリアエージェント(適材適所のための継続的なサポート)、オープンなSNSの活用、楽しい社内ポスター、などなど社内の雰囲気を盛り上げる施策が聴けてとても参考になりました。

印象に残ったのは、
個人の成長が会社に貢献できていることを大前提(楽しいだけじゃダメなのは当たり前、ってことだと思います)として、
コミュニケーションによる社員の納得感、居心地の良さを大事にしていること。
トップがこういうところにコストを掛ける気概があるのはうらやましい限りです。

管理職やリーダーは自分ではメンバーとコミュニケーションとっているつもりでもとれていないことが多いです。
想いが伝わっていないと期待通りの結果にはならないですよね。(それなのに「下はまだまだわかってない」とか「成長してない」とか考えてしまう)

「想いの共有」という大事なことを再認識させてくれたセッションでした。

伝統的な品質管理モデルをアジャイルに適合させる処方箋

http://event.shoeisha.jp/devsumi/20140213/session/434/

日本ヒューレット・パッカード 藤井さん

エンタープライズでのアジャイル開発をテーマに、HPQM(HP Quality Model)とDAD(Disciplined Agile Delivery)を融合させていこう、というお話でした。
藤井さんはDAD本の監訳者です。

※DADの勉強会に参加した僕のブログ
「ディシプリンド・アジャイル・デリバリー 〜アジャイル開発の現実解〜」に参加してきました。#devlove

「日本のエンタープライズ アジャイル」の課題とは

なんちゃってアジャイル(要件定義はウォーターフォール/開発からインクリメント)、プラクティスだけ導入など、アジャイルの本質から若干離れているのが日本のエンタープライズアジャイルです。

なぜそのようなことが起きるのか、について藤井さんは以下のことを挙げています。

  • サイロ型の組織。ステークホルダーが多すぎ。
  • 保守主体。複雑な構造。既存システムなど、アジャイルじゃない人達と一緒にやらなければいけない
  • 手作業が主流。非効率。運用の化身みたいな人がいる。効率化を促さない組織風土。
  • 共有されない情報。

僕も同じような経験があります。
特にどうしようもないのが、既存システムとの連携や縦割り組織構造による意思決定の遅さ(というか決まらない場合が多い)です。
こういった組織に「アジャイルはこうやるんです」とかプラクティスだけ持ち込んでもうまくいきません。

意思決定のプロセスを決める

多様なステークホルダーとどのように意思決定をしていくかというプロセスがあることが重要、とのことです。
品質、進捗などをどの時点でどういう検証を行うのかをプロセスとして定義してしまうやり方です。
それにはプロジェクトのマイルストーンやKPIをしっかり決めておく必要があります。
これはアジャイルに限らず必要なことなのでまともな組織であればできるでしょう。

…なんかアジャイルって感じの話じゃなかったです。でもたぶん複雑な組織でアジャイルやるにはこういうプロセスは必要なんでしょう。
エンタープライズアジャイルが主戦場の僕にとってとても参考になったセッションでした。

IMPACT MAPPING~インパクトのあるソフトウェアを作る

http://event.shoeisha.jp/devsumi/20140213/session/404/
チェンジビジョン社長 平鍋 健児さんのセッションです。
僕がアジャイル開発に出会ったのは平鍋さんによる多くの書籍翻訳とアジャイル開発の啓蒙活動のおかげ。憧れの人です。
最前列に陣取って聴きました(笑)

デブサミで、『インパクトマッピング』のお話をしました!

この書籍の話です。

IMPACT MAPPING インパクトのあるソフトウェアを作る

IMPACT MAPPING インパクトのあるソフトウェアを作る

書籍は事前に読んできました。おかげで具体的な活用方法がより理解できました。(デモや例がわかりやすかった)
でもまだちょっとやってみないとわからないこと多そうです。
インセプションデッキやビジネスモデルキャンバスと同じような発想なのかな…。ちょっとずつ視点が違う感じ。
プロジェクトの大事なことを開発チームだけではなくビジネス側も一緒に共有できるツールです。

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OpenJamでBackbone.js 、AngularJS、Senchaのバトルトークが

休憩しよー、と思ってたらBackbone.js 、AngularJS、Senchaを代表する3名の方がそれぞれのメリット・デメリットについてバトルトークしてました。
今年はJavaScriptをちゃんと勉強しようと思っていたので立ち止まって拝聴。
軽さや自由度だとBackbone、きっちり作りたいならAngularJS、豊富なコンポーネント使うならSenchaって感じの話でした。
うーんまずはBackboneから勉強してみようかなー。AngularJSにも俄然興味が出てきました。

ソフトウェア工学からコンピューターサイエンスへ

http://event.shoeisha.jp/devsumi/20140213/session/415/
日本マイクロソフトの萩原 正義さん。

えーと…、ちょっと難しい話でした(笑い)
ソフトウェア工学」だけでイノベーションは牽引できないのではないか、そこで「コンピューターサイエンス」がもっと重要になってくるという話。

  • 複雑な課題をシステムで解決するのが我々の仕事。
  • そこには様々な制約があり、すべてを最適化することはできない。
  • アーキテクチャが複雑さをある程度解決していることが重要となる。
  • そのためにソフトウェア工学ではなくコンピューターサイエンスもとても重要。

こアーキテクトにとって大事なこと

萩原さんが考えるアーキテクトにとって大事なこと、をお話しされてました。

  • 自分自身を理解すること:どういう思考をしているのか。モデリングの進め方は何が得意なのか(箇条書き、マインドマップ)。どういうときにパフォーマンスが出せるのかを自分で知ること。
  • モチベーション:どうやって維持するのか。何で上がるのか下がるのか。
  • 知識管理:問題に対するアプローチをどうやって早く引き出すのか。自分の知識を整理していつでも引き出せるようにしておく。
  • アウトプット:成果をどうだすのか。何が出せるのかを知っていること。

そしてこれから

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なぜ、システム開発は必ずモメるのか? プロジェクト見積もりから契約作成まで

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http://event.shoeisha.jp/devsumi/20140213/session/416/
東京地方裁判所 民事調停委員(IT事件担当) 兼IT専門委員の細川 義洋さん
ブロガー・投資家・イレギュラーズアンドパートナーズ代表の山本 一郎さん

この本をネタに(にあまりしてかったな…)、システム開発における裁判沙汰の諸々のお話。
大きなプロジェクトに携わることもある僕にとっては一歩間違えばこういうことになるかもしれないので背筋が凍る思いで聴いてました。
「私の顔を見るのはここだけにしておいた方が良い」「裁判所で会う時は皆さん疲弊されて大変でしょう」by 細川さん。ああ怖い…。

なぜ、システム開発は必ずモメるのか?  49のトラブルから学ぶプロジェクト管理術

なぜ、システム開発は必ずモメるのか? 49のトラブルから学ぶプロジェクト管理術

ベンダーのプロジェクト管理義務はけっこう重い

ベンダーにはプロジェクト中止勧告をする権利・義務がある。とのことです。
でもこれって普通は言えないですよね。って山本さんも突っ込んでました。そりゃそうだ言える訳ないです。やる気あるのかとか言われて終わりです。
度重なる仕様変更、スケジュルの遅延などは裁判所的にいうと「つどつど言え」ということになるそうです。
うーむ…。難しい。

大事なのは信頼

細川さんが「登山者とシェルパ」に例えてました。
もちろん登山者がユーザ、シェルパがベンダーです。シェルパは行程が危ないと判断したら登山者に中止することを納得させなければいけません。
ITベンダーも同じように専門家としてプロジェクトの進行に責任を持ち要件の増加やスケジュールの遅延などに目を光らせ、プロとして厳しい判断をすべきなんでしょう。
ただ細川さんは「まだまだ時代がそういう感じになっていない」と仰ってました。シェルパにもそういう時代があったそうです。(登山者が権力として強くアタックを決行し全滅する…みたいな)

我々に出来ることはこんな感じでしょうか。

  • ITのプロとしてプロジェクトに責任を持つ
  • それによって信頼を得て、プロとして判断をユーザに聴いてもらうようにする
  • 何度も何度も提言したり、根回したり、泥臭くプロジェクトを正しく方向に導く

「商売の基本は信頼。ITの専門家としてユーザにリスペクトされないといけない」という細川さん言葉がすべてのような気がしました。

感想

去年は「自分と違う分野を見よう」ということで、ゲーム業界や広告関連での事例を見て回りました。
(去年はデブサミの後にDevLOVE行って色々あったなー)

今年は特にテーマを決めず、適当に興味の赴くまま参加しましたが、アジャイル関連の話でちょっと気がついたことがありました。

開発チーム内部の話ではなく、開発チームの外とどうコミュニケーションをとっていくのか、というテーマが多かったように思えます。
もう開発自体はアジャイルでやれる、だけどアジャイルは「顧客への価値」を大事にするんだからビジネスも一緒に回さないとダメですよね、ということ。
これは僕自身が仕事で課題に感じていることと同じでしたのでとても得るものが多いデブサミでした。

来年も期待したいと思います。
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目黒雅叙園の中庭。雪が積もって風流ですねー。

大雪で大変だった…

あまり良い天気な印象がないデブサミ
今年は記録的な大雪でした。

終わった後、コミュニティの方々と軽く飲みに行きたいなー、と思いつつ帰宅できなくなる前に帰りました。
京王線はものすごい混雑はありましたが、止まったりせず1時間くらいの遅れで無事帰宅できました。
JR組はちょっと大変そうでしたね。ぜんぶ雪のせいです。

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ウチの近くはすごい積雪…。30〜40センチくらい積もってました。
帰宅難民になってる同士もチラホラ…。
皆様お疲れさまでした。

冬の沖縄で穴場探し

ちょっと早めに仕事を納め、沖縄に12/26~12/31の6日間滞在してきました。
夏の旅行だととにかく慌ただしい日程になるのですが、今回は予定はあまり決めずにのんびりすることにしました。冬だし。

のんびりしながら夏には行かないような場所、穴場のレストランなど回ってきました。

沖縄の小さな宿 「かふーわ」でのんびり

小さな一軒家に宿泊します。
ウチは子供が3人。とてもうるさくするので音や振動を気にしない一軒家は快適です。
普通のホテルだと床は土足ですので赤ちゃんを床に置けません。
ベッドに乗せておくことになるのですが、落ちないようにずっと見ていないといけません。これが地味に疲れる。
そういう点では一軒家で自由に這いずり回ることができて三男にとってもいい宿でした。

かふーわの中
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まだまだ小さな3男(1歳)もくつろいでました
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憧れの2段ベッド!
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毎朝パン(またはおにぎり)が届きます。美味しいです。メッセージも添えてあって楽しい。
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ちょうど嫁が誕生日だったのでケーキのプレゼントもありました。すごい。
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機会あれば行ってみてください。いいところでした。
沖縄の小さな宿 「かふーわ」
facebook pageはこちら



港町食堂で安くて美味しい洋食

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穴場のにおいがプンプン漂う洋食屋さんです。
見た目と安さとは想像もできない美味しい料理ばかりでした。会社の近くにあったら毎日行く。

港の倉庫っぽいところにあり、探すのに苦労しました…。
すごいところにあったし、外観もすごい。
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ビーフカツレツ
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山城牛のハンバーグ
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ふわとろオムライス
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キノコとベーコンのクリームパスタ
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港町食堂



比地大滝でトレッキング

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天気が良かったのでトレッキングでも、ということで国頭村沖縄本島の北のほう)の「比地大滝」に行ってきました。
片道30~40分の山歩き。次男(6歳)でもすいすい歩ける安全な道ばかりです。
涼しい森の中を抜けていくのは気持ちいいです。

ただアップダウンが激しく、三男(1歳)を担ぎながら歩いた僕にはちょっとキツかった…。

途中で大きな吊り橋がありました
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アカヒゲ」という鳥がお出迎え
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沢遊びができるところもあります。カニがたくさんいました。
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前田食堂で牛肉そば

大宜味村、58号線沿いにある沖縄そばのお店です。「牛肉そば」が絶品でした。
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2014年の目標的なもの

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年も明け、怒涛の冬休みも一段落したので、今年の目標というか進む方角というかそんな感じのことを考えてみます。

そういえばBlogを始めて1年たちました。初めてのBlogですがなんとか1年続けられました。
今年も無理せず続けていきます。
「Blogを続ける」大事な目標です(笑)

2014年の目標的なもの

仕事まわり

  • 社内勉強会を継続する。続けることで色々と学びがあるので面白い。
  • 「個人振り返り」をやる。昔やってたけどいつの間にかやらなくなってた。復活させよう。
  • チームの成長を記録する。なんとなく良くなった、ではなく「~ができる」「xxができる」など具体的な成果を記録し成長を振り返れるようにする。
  • フロントエンドのプログラム技術に触れる。Javascript、スマホのアプリとか。技術要素や難易度が判断できるレベル(大雑把には見積りができるレベル)にはなりたい。
  • UI/UX力を上げる。業務システムの設計が主戦場なのにUI/UX力が足りなさすぎるのを2013年で思い知った…。
  • 「成長の機会が得られる現場」を作る。特に若手が成長を実感できる場を作りたい。
  • インセプションデッキ(http://www.ryuzee.com/contents/blog/4009)をとにかく書こう。何かにつけ目的や意義を明確にせず仕事を進めてしまうことがよくあるので習慣にできれば。

その他

  • サッカーの戦術/戦略に詳しくなりたい。このチームはどういうチームなのかをキックオフ15分くらいで理解できるようになりたい。どこを強みとして設定し、どういう攻めと守りを目指してるのか、なんてことを理解できたら面白いだろうなー、と。とりあえず戦術系の本を読みまくるかなー。
  • 月2回はサッカー/フットサルする!
  • 週1回はジョギングしようかな
  • 次男のサッカーに根気よく付き合う