先日たまたまCertified Associate in Project Management(CAPM®)のことを知り、興味があったので実際に取得してきました。
みかけたのはかわたつさんのnoteです。
CAPM®とった話|かわたつ|note
受験の条件、学習の仕方などは上記noteに詳しく書いてありますのでこちらをご参照ください。
ここではなぜCAPM®を取得しようと思ったのか、受験しての感想などを記載します。
プロジェクトマネジメント知識の学習の難しさ
常々プロジェクトマネジメントについての体系的な知識の習得は難しいなと思っています。
そりゃPMBOKにまとまっているのですが、PMBOKを読もうと思うタイミングって普通に仕事している中であまりありません(個人の感想)。
私自身、プロジェクトマネジメントのことは実際にプロジェクトを一緒に進めつつWBSの書き方、品質管理のノウハウ、会議体設定の考え方などを先輩から教えて頂いた記憶があります。
実践的な知識は身につくものの、体系的な知識としては触れる機会は少なかったと思います。
資格取得の難しさ
プロジェクトマネージャーの資格といえばPMI(Project Management Institute)の「PMP」、IPAの「情報処理技術者試験 プロジェクトマネージャ試験(PM)」があります。
・PMP:「4,500時間以上の実務経験/3年のPM経験」が必要。経歴などの提出も必要。
・IPA PM:経歴は不問だが、記述式の試験が含まれている
2つともプロジェクトマネージャーの経験を前提とした資格となっているため、経験を積まないと受験しようと思わない構造となっています。
体系的な知識 ⇔ 現場の経験のサイクルが重要
何事も「体系的な知識を得る」→「現場でやってみる」→「うまくできなかった部分を学びなおす」というサイクルを経て知識・スキルの定着・積み上げをしていきます。
プロジェクトマネジメントにおいては資格の難易度、条件が厳しいため体系的な知識を学ぶ機会が少ないのでは?と感じてました。
つまり知識⇔実践のサイクルがない状況です。
PjMが育つ・スキルアップする土壌としては心細いなと思っていました。