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HOW TO GO

〜昨日の今日とは一味二味違うBlog〜

社内勉強会を居酒屋でやってみたら

dev

ITエンジニアなので、社内で勉強会とかやってます。
ちょっと変わっているのは居酒屋で飲みながら勉強会をやっていることです。

勉強会を始めたきっかけ、やり方、その他もろもろを書いてみます。

きっかけは部署内のバラバラ感をなんとかしたかったから

昔は社内での受託開発はそこそこあったのですが、2年くらい前から激減し、今ではほぼゼロです。
今は主に客先に常駐して開発してたり、IT便利屋やってたりしてます。
そんな部署なので、

  • 同僚が何やってるかわからない
  • どんな技術を使ってるか知らない
  • わからないの困った時に助けてもらうこともできないし、逆に助けることもできない。

といった感じです。こんな現状で、いい仕事ができるわけない、とモヤモヤしてました。

みんなそれなりに頑張ってる

モヤモヤしてる中で同僚に愚痴ってると、
他のプロジェクトでも、それなりに新しい技術を使っていたり、
効率的な開発をする仕組みがあったりしてることがわかりました。
それなりの大きな組織なので、そんなにアホなことはどこもやってない。みんな現場で工夫してる。

じゃあ、それを共有するだけでも価値があるんじゃないか、と思いました。
というか普段集まらない人たちが集まるだけでも十分な価値があります。
というわけで、勉強会の企画をたてました。

はじめに

仲間集めは身近な人から

とはいえ、いきなり勉強会やろうぜ、でどれほど集まるかわかりません。
身近な仲間に打診したところ非常によい返事。
ただ、いいね、と言ってくれるだけでは、先に進みません。
現場でどういう技術、開発ツールを使っているか周りの人に聞きまくりました。
とりあえず、Selenium, Jenkinsなど、どの現場でも適用できそうなものをやってる仲間が2〜3名いたので、発表をしてくれるよう打診し、快諾してくれました。

告知はタイミングよく

ちょうど春先だったこともあり、会社全体のキックオフがありました。
2次会では、部長、課長をはじめ主要メンバーが集まります。年に数回あるかないか、部の仲間が集まる機会です。
このチャンスを逃すまい、と「勉強会やります!」と宣言し、チラシを配布しました。
飲みの場ということもあって、いいですね!やりましょう!是非参加させてください!を沢山貰いました。

「勉強会やろうぜ、例えば居酒屋で」

ということで企画しました。
まずは「バラバラの現場で普段会わないのをなんとかする」に焦点を合わせました。
あまりに真面目な感じだと参加してくれない、と。
まずは「集まる」ことが大事なので、飲み会のような勉強会にすることにしました。

勉強会の形態

  • 平日の終業後。
  • 2時間〜3時間枠。LT形式。発表者は2〜4名。
  • パワポ+プロジェクタ
  • 飲みながら、食べながら。だけどちゃんと話を聞く。
  • 発表者は値段優遇(飲み放題金額だけ。他参加者で食べ物代を割り勘)
  • 参加者は部の仲間、昔は同じ部だったけど今は違う部にいる仲間など

とちゅうけいか

ほぼ1年やってみて

とりあえず1年弱で8回やりました。(月1回ペース)
人数は10〜15人程度で安定稼働(一度5人ってのがありましたが…)
参加者は刻々と変わってきています。

参加してくれる人、いなくなる人

人数は安定してますが、けっこう人は変わってます。
最初に「いいね」と言ったけど、最初1回きて、次からこないって人も多いです。
勉強会の目的とか雰囲気とか、個人の意欲も関係して全員がずっと参加してくれません。
去っていく人は一定数いると割り切って、新しい人を呼ぶようにしてます。

発表者の確保問題

ネタ不足問題です。
発表できるようなネタを持ってる人はそれほど多くなく、なんとか掘り起こしつつ継続できています。
発表者の確保の方法は以下。

  • ターゲットを定め、勉強会の途中(飲んで油断しているところ)にジワジワ近づいて、サシで依頼する(若干の圧力と共に)
  • 個別にメールで打診する(with 圧力)

基本は無理矢理お願いする(笑)のですが、ポイントは「個別」にお願いすることかな、と思ってます。
全員に「発表者募集」って言っても反応する人は絶対いません。

居酒屋でやることで人を集めやすくする

飲みながらの勉強会、とはいかにもふざけてます。
だけど集まりにくい人たちを集めるのに都合がよかったんです。
「勉強会」っていうと成果とか参加した意味とか投資したコスト(時間)を回収できたのか?と考えてしまいがちです。
それほど成果がなかったな、と思ってしまうと次から参加してくれません。
そこで飲み会っていう付加価値をつけ、内容・プレゼンが自身にとってイマイチなものだったとしても「飲んで楽しかった」という感想を持ってもらえてます。
楽しければ次回も参加してくれます。
…本当は普通に会議室でやりたいんですが(笑)

プロジェクタのある居酒屋→「北海道」が最強

プロジェクタのある居酒屋は意外と少ないです。
貸切ならOK、とかへんにオシャレな店ばっかりです。プロジェクタがある店ってほとんどが結婚式の2次会とかがターゲットなんですよね。
普通の居酒屋で個室にプロジェクタを用意してくれる店はかなり限られます。

いろいろな店を探しましたが「北海道」が最強です。
プロジェクタを都内の店舗で共有しているようで、どの店でも準備してくれます。
個室具合が若干あまい(仕切りだけだったりする)のですが、主要な駅前には必ずあり値段も普通なので安心です。

北の味紀行と地酒 北海道 http://www.hokkaido-aji.com/

よい循環を作りたい

ITエンジニアは生涯勉強です。
個人で勉強→チームの勉強会で共有する、という環境を作ることで、若手にこのような習慣を当たり前と思って欲しいですね。
実際の若手がどのように感じてるかはわかりませんが...。

ただ、このような場を提供するのがオッサンの使命ではないでしょうか。