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HOW TO GO

〜昨日の今日とは一味二味違うBlog〜

組織をアジャイルに変える方法 〜FEARLESS CHANGE〜

dev book diary agile

『Fearless Change アジャイルに効く アイデアを組織に広めるための48のパターン』を読みました。

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組織を変えるアイデア、ヒントが48のパターンに

僕の仕事はSIな現場にアジャイル開発を普及させる、というものです。
組織に新しいことを適用するのは想像してたよりも大変でして…。とりあえず突っ込んでみては玉砕したり、地道な活動が実を結ばず心が折れかかったり…。

そんな悩みを抱えていた時、この本に出会いました。
めっちゃいい本です。日本語訳が出たタイミングも含めてこれはもう僕のための本じゃないかと。

自分が取り組んできたこと、これからどうやって取り組んでいくのか、のヒントがこの本に書いてありました。
48のパターンから、忘れちゃいけないこと、これからの活動のヒントになりそうなことをメモします。

グループのアイデンティティ Group Identity(13)

活動を特徴づける名前を掲げ、人々がその存在を認識できるようにしよう。

チームの目的や取り組むことを決め、わかりやすい名前をつけることで存在意義を明確にします。
まだまだ小さなアジャイルチーム。良い名前をつけ存在感を組織内で出せるようにしたいですね。

次のアクション Next Steps(19)

研修の終わりごろに、受講者が得た新しい情報をどのように活用すべきか、プレインストーミングと議論の時間を取る。

研修や勉強会で得たものはあっても消化せずに忘れてしまう問題への対処方法です。
例えば議論をして、自分が考えたことを付箋に書く、というのは記憶に残るかもしれません。今度試してみようと思います。

アーリーマジョリティ Early Majority(30)

組織において、新しいアイデアに注力する方針を確立するには、マジョリティ(大多数)を納得させなければならない。

少人数(イノベーター、アーリーアダプター)だけで成功しても大多数に受け入れられるわけではない。
この違いを意識できるかどうかは大きいです。
アーリーマジョリティに受け入れられることが成功となるので、段階に沿った取り組みが必要となりそうです。

  • 新しい取り組み(例えばアジャイル開発が)リスクが低いことを示す。また需要が大きいことも示す
  • アーリーマジョリティがそれに気づくことが大事
  • 積極的な売り込みも大事だが、こちらの取り組みや成果を常にオープンにしておく

体験談の共有 Hometown Story(32)

新しいアイデアの有用性をわかりやすく示すためにに、うまくいった人には経験の共有を促そう。

アーリーマジョリティにわかってもらうために、はじめてアジャイル開発をやった人に有用性を発表してもらうのはいいアイデアです。
社内勉強会などで新しいことの良さを定期的に示し、常にオープンにしておく。少しずつでもアーリーマジョリティに響いていきそうです。

相談できる同志 Shoulder to Cry On(39)

めっちゃ大事です。心折れないように。

成功の匂い Smell of Success(40)

あなたの取組みがなんらかの目に見える結果を残した時、あなたと話したがる人がぞろぞろと現れるだろう。

目に見える結果は大事です。
外から見える成果(プロジェクトの成功、売上や利益の増加)、内側で実感できる成果(チーム・個人の成長)をうまくアピールすることで「成功の匂い」が強まり、より賛同者が増えそうです。
自分のチームでどうするか。ちょっと考えてみたいと思います。

懐疑派代表 Champion Skeptic(44)

あなたのアイデアに懐疑的なオピニオンリーダーに「公的な懐疑派」の役割を演じてもらうよう、協力をお願いしよう。
彼らの懐疑的な姿勢を変えられないとしても、あなたの取組みを改善するためにその意見を活かそう。

懐疑的な意見を得られる環境が大事です。
時には意図的に反対意見を出してもらうことでアイデアを深めることができます。
どれだけタフクエスチョンに耐えられるか。

恐れは無用 Fear Less(46)

抵抗勢力を新しいアイデアの強みに変えよう。

いわゆる「抵抗勢力」を単純に拒絶せずに、協力をしてもらうことで自分のアイデアをより強固にしよう、ということです。
これはもうその通りでして、反対されてもイライラせずに謙虚に聴き、あわよくば味方にできれば怖いものないですね。
精神修行が必要なパターンです(笑)

そして、これからのアクション

「次のアクション(19)」にならってやってみることリストをば。

  • チームの目的を明確に:インセプションデッキを作ってみる。
  • 常にオープンに:社内でアジャイル開発セミナー(勉強会)を定期的に開催する。
  • ついでに新人研修でもアジャイルの話をしたい。
  • 体験談の共有:チームの成長を何かで計測する。先日教えてもらった「スターマップ」を作ろう。
  • アジャイルチームだと成長できる」と内外にアピールできれば。

本当に良い本に出会いました。成果が出ると信じて進むのみです。
恐れは無用! Fearless Change!

Fearless Change アジャイルに効く アイデアを組織に広めるための48のパターン

Fearless Change アジャイルに効く アイデアを組織に広めるための48のパターン