HOW TO GO

〜昨日の今日とは一味二味違うBlog〜

DevLove「We energize us - 明日の現場を高揚させるアプローチを探す-」に参加してきました

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Photo Credit: MATEUS_27:24&25 via Compfight cc


「機雷がなんだ! 全速前進!」

開発の現場では大小様々な障害がいくつも立ちはだかります。

でも怯まず進まなくていけない。
現場の問題を共有し、みんなで考えよう、という会です。

http://devlove.doorkeeper.jp/events/2809

亀田さん、横道さんのプレゼン

閉塞感のある現場

  • 「今までと同じでいいか…」
  • 「たぶん絶対」という思考停止

大海を知る

  • 大海(Agile、CI、UX、DevOps)が社外コミュニティには実在した!
  • 荒ぶる心
  • オレオレ勉強会、ホッテントリへのリンクを張るオレオレメルマガ
  • 独りよがりの情報発信。周りの反応はなし。
  • 折れる心。「俺がこんなに頑張っているのに」

何のためにやってるのか?

  • 「現場の前進 < 新しいもの触ってみたい」になってないか…?
  • 本来は「現場の前進」が目的のはず

一方通行の解消

  • ニーズに合致していなかった
  • 若手に個別ヒアリング
  • やる気ある人は必ずいる
  • 若手主導の「現場改善イベント」を実施(QC活動のようなもの)
  • 改善結果の報告で管理職大絶賛
  • 若手に自信がついた「自分たちで動いてもいいんですね!」


閉塞感、リスクや投資を避ける風土、活気のない現場。
すごく共感できました。

オレオレ勉強会とかメールで情報発信とかして反応薄くて心が折れるのは、あるあるすぎて胸が痛い…(笑)

ダイアログ

グループ毎にテーマを設定し、それぞれディスカッションします。
1.リスクをとらないリーダー、マネージャー
2.現行通りの形骸化したプロセスに固執する人
3.主体性を持たない指示待ちの人
4.流行り言葉に踊らされる人
5.若手に仕事を任せないベテラン

僕は「1.リスクをとらないリーダー、マネージャー」問題のグループに。

リスクをとらない上司あるある

みんなよく似た状況でした…(笑)

  • 今すぐ必要?コストかからないならやっていいよって言う
  • 飲んでる時に相談するといいよって言う
  • 定量的なメリットが確実にある場合だけOK出す

なぜリスクを嫌がるのか

さらに話を進めます。上司の気持ちになってみて考えるのが大事。

  • こちらから情報を十分伝えられていないため、リスクの全貌がわからないのでは
  • なんとなく良さそうでも、さらに上に説明するロジックがない
  • 責任があるので軽はずみなことはできない

解決策のようなもの

いくつかよい話が出ました

  • 横や上下に仲間を作ろう。一人で行動するのはしんどい。
  • ちゃんとリスクとメリットを説明しよう。準備大事。
  • 偉い人のさらに偉い人を味方につけよう。ただしバイパス作戦は軋轢を生むので気を付けること。
  • 上司を敵だと思わないように。判断の背景を知る努力をしよう。

個人的には最後の「上司を敵だと思わないように。判断の背景を知る努力をしよう。」が響きました。
どんなものにも何かしらの理由がある。
それを理解しようとせず、分からないものにレッテルを張ったり、怖がったりするのはよくないってことですね。
「リスクを嫌がる人」と「リスクを嫌がる人を嫌がる人」の根っこは同じという。

当たり前ですが、上司/部下/同僚とはコミュニケーションをしっかり取ること。
伝えたいことを伝え、聴く姿勢をもう少し正していこうと思いました。